「家トレを本格化させたいけれど、ダンベルを何セットも置くスペースがない」そんな悩みを解決してくれるのが可変式ダンベルです。しかし、いざ買おうとすると「壊れやすい?」「使いにくい?」といった不安が頭をよぎるもの。
結論から言うと、可変式ダンベルはホームジムの救世主ですが、**「知らずに買うと確実に後悔するポイント」**がいくつか存在します。
今回は、私が実際に数々の可変式ダンベルを使い倒してきた経験をもとに、リアルなデメリットとその対策を徹底解説します。
可変式ダンベルを導入して感じた5つのデメリット
1. 低重量でも「サイズ」が大きく動作に干渉する
固定式ダンベルであれば、重量が軽ければサイズも小さくなります。しかし、多くの可変式ダンベル(特にダイヤル式)は、たとえ5kgに設定しても全体のフレームサイズが変わりません。
サイドレイズやカールを行う際、この「長さ」が仇となり、体の一部にカチャカチャと当たってしまうことがあります。特に体が小柄な方や、可動域を広く取りたい種目では、この「大きさ」が最大のストレスになります。
2. 「ガタつき」と「音」が集中力を削ぐ
構造上、プレートを組み合わせているため、挙上時にわずかな隙間が生じます。動作のたびに「カシャン、カシャン」という金属音が響くのは、静かな深夜のトレーニングでは意外と気になります。
また、アイロテックのようなプレート交換式に比べると、ダイヤル式は「カチッ」とはまっている安心感があるものの、完全に一体化した固定式のような剛性感には一歩及びません。
3. 「オンザニー」がしにくいモデルがある
高重量のプレス種目を行う際、ダンベルを一度膝に乗せる「オンザニー」は必須のテクニックです。しかし、サイドからピンを差し込むタイプや、端が平らでないモデルだと、膝に強烈な痛みが走ります。
これから購入するなら、側面がフラットで膝に乗せやすいフレックスベルのようなモデルを選ばないと、重量が増えた時に苦労することになります。
4. 故障のリスクと「投げられない」プレッシャー
可変式ダンベルは精密機械です。ダイヤル機構やロック部分に強い衝撃が加わると、重量変更ができなくなる故障リスクがあります。
追い込みすぎてダンベルを床に投げ出すような使い方は厳禁。常に「優しく置く」ことを意識しなければならず、極限まで追い込みたいトレーニーにとっては、この心理的なブレーキがデメリットになり得ます。
5. 高価な初期投資
セットで揃えると、安くても3万円、高品質なものなら7万円以上。初心者がいきなり出すには勇気がいる金額です。
デメリットを種類別に比較:どれが自分に合う?
デメリットの現れ方は、選ぶタイプによって大きく異なります。
| タイプ | デメリットの傾向 | こんな人におすすめ |
| ダイヤル式 | 横幅が常に最大で動作に干渉しやすい | とにかく重量変更を数秒で終わらせたい効率派 |
| ブロック式 | 形が特殊でリストラップ等と干渉する場合がある | 堅牢さとオンザニーのしやすさを両立したい派 |
| スクリュー式 | 変更が面倒すぎて、結局特定の重さで固定しがち | 安さと絶対的な故障のなさを優先する慎重派 |
それでも「可変式」が最強と言える理由
これだけのデメリットを挙げましたが、私は今でも可変式ダンベルを愛用しています。
最大の理由は、**「トレーニングの密度(強度)が劇的に上がるから」**です。
ドロップセット(限界が来たら重量を下げて追い込む手法)を行う際、パワーブロックのような素早い重量変更ができるモデルがあれば、筋肉が休まる暇を与えずに追い込めます。
さらに、2kg刻みで細かく負荷を調整できるため、「先週より2kg重いものに挑戦する」という小さな成長を逃さず拾えるのは、ボディメイクにおいて何物にも代えがたいメリットです。
失敗しないためのチェックリスト
購入ボタンを押す前に、以下の3点だけは確認してください。
- 「2kg刻み」か?: 5kg刻みだと、重すぎて扱えなくなる「停滞期」がすぐに来ます。
- 側面は平らか?: 膝に乗せる種目(ベンチプレス等)を予定しているなら必須です。
- 保証はあるか?: 万が一の故障に備え、1年以上の保証があるショップを選びましょう。
まとめ:あなたの部屋を「ジム」に変える一歩
可変式ダンベルのデメリットは、その特性を理解して自分に合ったモデルを選べば、十分に許容できるものばかりです。
むしろ、部屋がダンベルで埋め尽くされることもなく、常に最適な負荷でトレーニングできる環境は、あなたの体を最速で変えてくれるはず。
もし「自分の筋力で何キロを買えばいいかわからない」という場合は、まずは32kg前後のセットを検討してみてください。これ一台あれば、数年間のボディメイクには十分すぎるほどの相棒になってくれます。
次は、あなたが実際に手に取って、その重量感と利便性を体感する番です。
次にお手伝いできることはありますか?
「予算に合わせた具体的なおすすめ商品を知りたい」「実際に使っている人のレビューを詳しく深掘りしたい」など、何でもお申し付けください!



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