9セットって何?まず基本を押さえる
筋トレにおける「セット」とは、同じ種目を連続して行うまとまりのことです。例えば、ベンチプレスで10回挙げて休む→これが1セット。これを9回繰り返すと「9セット」ということになります。
一般的な筋トレ指標では、週あたり10〜20セット/筋肉群が筋肥大(筋肉を大きくする)に効果的とされ、1回のトレーニングで8セット以上行うことは決して珍しくありません。これはトレーニングボリューム(セット数×回数×重量)が筋肥大の主要な要因だからです。(ICNS Instituto)
科学的根拠:セット数は多いほどいい?
いくつかの研究では、トレーニングボリュームと筋肥大は正の関係が示されています。週に10セット以上行うグループは、より少ないセットのグループより筋肉の増加が大きい傾向があります。(ICNS Instituto)
ただし注意点として、セット数の効果は漸減(増やすほど効果が鈍くなる)という意見もあり、同じ動作をただ繰り返せばいいわけではありません。9セットも1回でやると疲労が大きくなって回復が追いつかない場合もあります。(Harvesting Strength)
9セットを実際に取り入れてみた私の体験
ベンチプレスで9セット(3種目の合計)
私の場合、胸トレ日に以下のように9セットを実践しました:
- ベンチプレス 4セット(8–10RM)
- インクラインダンベルプレス 3セット(10–12RM)
- ケーブルクロスオーバー 2セット(12–15RM)
最初の2週はフォームと重量のコントロールに集中し、オールアウト(限界近くまで追い込む)はしませんでした。これは疲労管理を優先したためです。
結果として、3週目あたりから胸のパンプ感が良くなり、胸囲が約1cm増加。重量も5kg前後上がりました。これはトレーニングボリュームが肌で効いてきた証拠のように感じました。
ただし、セット数を増やしたことで翌日の疲労感は強まり、寝る前のストレッチと栄養補給を意識するようになったのも事実です。
9セットを効果的に行うポイント
1. 強度をコントロールする
9セット全てを100%の力で行うと、次の日や次のトレーニングで疲労が残ることがあります。私の場合は、最初の3〜4セットは強め(重め)で、後半はやや軽めの負荷でフォーム重視に切り替えるなど強度を分けることが回復を助けました。
2. 休憩時間を意識する
セット間の休憩は60〜90秒。短すぎると心拍が上がりすぎ、長すぎると集中力が途切れるのでテンポよく休むことが大切です。
3. 週の分割トレーニングも考える
9セットを1日で終えるのではなく、胸トレは週2回に分けることで疲労の分散&回復力向上が見込めます。例えば、週2回胸トレをして合計18セットにすると、回復しやすくトレーニング効果が落ちにくいです。
9セットに関するよくある疑問
初心者でも9セットやって大丈夫?
初心者の場合、セット数が多いとオーバーワークになりやすいため、最初は6セット前後から始め、体が慣れてきたら徐々に増やすと良いと思います。
9セットで筋肥大は本当に起きる?
9セットは「やや多め」のボリュームではありますが、セット数だけでなく強度・回復・食事とのバランスが揃って初めて筋肥大が起きます。筋肉が疲労する感覚や回復速度を見ながら調整することが大切です。
女性でも効果はある?
男女問わず効果はあります。ただしホルモンや回復力の差を考え、セット数や負荷を微調整することが推奨されます。筋トレは男性だけのものではなく、女性のボディメイクにも十分応用できます。
まとめ:9セットは万能ではないが有効な選択肢
9セットは、筋肥大を意識する人にとって有効なボリュームの範囲内にありますが、行えば必ず効果が出るという保証はありません。適切なフォーム管理、休息、栄養補給、そして自分の体調との相談が不可欠です。
科学的な研究でもセット数が多いほど筋肥大の傾向が見られるというデータがありつつ、個人差による最適セット数のズレも指摘されています。(ICNS Instituto)
まずは6〜9セットから始め、体の反応を見ながら調整していくのが長期的な成果につながるはずです。



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