松本人志の筋トレが気になる理由を追ううちに、自分まで鍛えたくなった話

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「松本人志 筋トレ」と検索したのは、正直に言うと半分は興味本位だった。

テレビで見かけるたびに「前より明らかに体つきが変わったな」と感じていたし、芸人としてのイメージと、あの筋肉質な見た目がなかなか結びつかなかったからだ。笑いの最前線にいる人が、どうしてそこまで体を鍛えるのか。最初はその違和感が気になって検索した。

ところが、調べていくうちに印象はだいぶ変わった。単に「芸能人が筋トレにハマった」という軽い話ではなくて、松本人志さんの筋トレには、その人らしい独特の理屈と、妙に人間くさい動機があった。しかも、それを知れば知るほど、自分の中にも似たような感情があったことに気づかされた。

この記事では、松本人志さんの筋トレがなぜここまで注目されるのかを追いながら、実際にそれを知った自分が何を感じ、どう見方が変わったのかを中心に書いていく。

松本人志の筋トレが気になった最初のきっかけ

最初に気になったのは、やはり見た目の変化だった。

昔から松本人志さんは、細身でシャープな印象が強かった。だからこそ、腕や胸まわりの厚みが増していった時期に、多くの人が「え、こんなに鍛えてるの?」と驚いたのだと思う。私もまったく同じで、最初は単純にそのギャップに目を引かれた。

でも、筋肉の話って、外から見ているだけだと案外すぐ飽きる。見た目が変わった、すごい体になった、それだけでは一瞬で読み終わってしまう。ところが松本人志さんの話は、そこから先が妙に面白かった。

なぜなら、筋トレを始めた理由が、いわゆる「健康のため」や「若々しさを保つため」だけではなかったからだ。

筋トレを始めた理由が妙にリアルだった

松本人志さんが筋トレを始めたきっかけとして知られているのが、バイオハザードをやっていたときの話だ。

このエピソードを知ったとき、私は思わず「それ、ちょっと分かるな」と感じた。ゲームの中のたくましい登場人物に自分を重ねていたのに、ふと現実に戻った瞬間、「いや、実際の自分は全然そんな体じゃない」と思ってしまう。あの感覚は、筋トレ経験がある人でもない人でも、意外と共感しやすいはずだ。

特別に立派な理由ではないし、むしろ少し照れくさいきっかけだと思う。けれど、そこが妙に本音っぽい。

私自身も、筋トレを継続できた時期とできなかった時期を振り返ると、「将来の健康のため」みたいな正論だけではなかなか続かなかった。一方で、鏡に映った自分を見て嫌になったとか、階段で息が上がって情けなくなったとか、そういう小さな感情のほうが意外と行動につながる。

松本人志さんの筋トレが多くの人に刺さるのは、たぶんこの部分だ。完璧な決意表明ではなく、ちょっとした引っかかりやコンプレックスから始まっている。その生々しさがあるから、単なる芸能ニュースで終わらない。

「家族を守るため」よりも本音のほうが人を動かす

松本人志さんの筋トレ理由として、「家族を守るため」といった話が広まったこともあった。でも、あとから本人が笑いを交えて修正していた流れを見ると、きれいすぎる理由よりも、もっと自分の内側にある感情のほうが本当の動機だったのだろうと思う。

ここが私はすごく印象に残った。

人は、外向きには立派な理由を口にしたくなる。でも、本当に自分を動かすのは、見栄だったり、悔しさだったり、情けなさだったりする。松本人志さんの筋トレ話には、その取り繕っていない感じがある。

私も以前、「運動しないとまずいな」と何度も思いながら放置していた時期があった。けれど、いざ動き出したのは、健康診断の数値よりも、久しぶりに撮られた写真を見て「思っていた自分と違う」と感じたときだった。理屈より感情のほうが強い。松本人志さんの話を読むと、その当たり前のことを改めて思い知らされる。

松本人志の筋トレはネタではなく、本気度が高い

松本人志さんの筋トレが面白いのは、きっかけが人間くさいだけではない。続け方がかなり本気なのだ。

筋トレ好きの人たちの間で話題になりやすいのが、ベンチプレスの重量に関する話である。数字だけを切り取って騒ぐのは少し雑だとは思うが、それでも「見た目だけではなく、実際にかなり真面目に取り組んでいるんだな」と感じさせるには十分な材料だ。

私はこのあたりを知ったとき、見方が変わった。芸人さんの“趣味の延長”のようなものを勝手に想像していたけれど、実際にはもっと深い。体を大きくすること自体が目的というより、自分の中で筋トレがしっかり生活の一部になっている感じがある。

筋トレって、中途半端な熱量では続かない。最初の数回は誰でもできるけれど、負荷を上げる、フォームを意識する、休む日も含めて管理する、という段階に入ると急に面倒になる。だからこそ、長く続いている人には、表に出ない執着や習慣がある。

松本人志さんの体つきの変化を見ていると、その執着がかなり強いことが伝わってくる。

筋トレに対する語り方が、いかにも松本人志らしい

私が特に面白いと感じたのは、筋トレそのものより、筋トレをどう語るかに松本人志さんらしさが出ている点だった。

普通、筋トレを続けている人は「自信がつく」「前向きになれる」「習慣化が大事」といった方向で話しがちだ。もちろんそれは間違っていない。けれど、松本人志さんはそういうまっすぐな言い方だけでは終わらない。

たとえば、筋トレをする人は実は弱い、というような逆説めいた語り方をする。これがただの皮肉ではなく、妙に本質を突いている気がした。強く見られたいから鍛える。衰えたくないから鍛える。不安だから続ける。そう考えると、筋トレは確かに“強さ”だけで説明できない。

この感覚、私にはよく分かる。

筋トレをしていた時期、たしかに前向きな気持ちはあった。でも同時に、「やめたらまた戻るんじゃないか」という焦りもあった。鏡で変化が見えてくるほど、その状態を失いたくなくなる。つまり、筋トレは自信の表れであると同時に、不安の裏返しでもあるのだ。

松本人志さんの発言が刺さるのは、そこをごまかさないからだと思う。

「筋肉がしゃべってくる」という感覚に妙に納得した

松本人志さんの筋トレ発言の中でも、私が妙に好きなのが、「筋肉がしゃべってくる」というニュアンスの話だ。

もちろん言い回しには笑いが混ざっている。でも、筋トレを少しでもやったことがある人なら、何となく分かるはずだ。集中して反復していると、今どこに負荷が乗っているのか、どこが抜けているのか、雑になっていないかが少しずつ分かってくる。回数をこなすというより、自分の体の反応を読む時間になる。

私も家で腕立て伏せやダンベルをやっていた時期、最初はただ回数を数えていただけだった。けれど、慣れてくると、「今日は胸より肩に逃げているな」とか、「このテンポだと効いている感じが薄いな」とか、細かい違いが気になるようになる。あの感覚は、他人から見れば地味でも、本人にとってはかなり面白い。

そう考えると、松本人志さんが筋トレにのめり込んでいったのも自然だ。お笑いも結局は、感覚を研ぎ澄ませる仕事だと思う。間や空気や細部へのこだわりが結果を左右する。筋トレにも似たところがある。雑にやるのではなく、細かな違和感を拾い続ける作業だ。

松本人志の筋トレがここまで検索される理由

では、なぜ「松本人志 筋トレ」という検索がこれだけ気になるのか。

私は、筋肉そのものが珍しいからではないと思っている。今の時代、鍛えている芸能人はたくさんいるし、筋トレ発信をする人も珍しくない。それでも松本人志さんの筋トレが気になるのは、その背景にストーリーがあるからだ。

ひとつは、ギャップが大きいこと。お笑いのトップを走ってきた人が、身体づくりにもここまで熱を持っているという意外性がある。

もうひとつは、理由がきれいごとではないこと。始まりが妙にリアルで、続け方にも執着が見える。

そして最後に、語り方にその人らしさがにじむこと。ただ鍛えているのではなく、鍛えること自体を自分の言葉で面白くできる。そのせいで、筋トレに興味がない人まで引き込まれる。

私もまさにその一人だった。最初は筋肉の話として見ていたのに、途中からは「この人は何に焦って、何を守ろうとして、何にハマっているのか」が気になっていた。

調べてみて、自分の筋トレ観まで少し変わった

この記事を書くためにあらためて松本人志さんの筋トレまわりを追ってみて、私自身の筋トレに対する見方も少し変わった。

以前は、筋トレにはどこか“意識の高い人がやるもの”という先入観があった。しっかり食事を管理して、きれいな目標を立てて、ストイックに継続する人のもの、というイメージだ。でも実際には、もっと泥くさくていいのだと思った。

情けないと思ったから始める。
衰えたくないから続ける。
見た目が変わると少しうれしい。
やめると戻りそうで不安になる。

そのくらいの、少し格好悪い感情でいい。むしろそのほうがリアルで、続く。

松本人志さんの筋トレを見ていると、筋肉は単なる結果でしかなくて、本当に面白いのは、その裏側にある感情や習慣なのだと感じる。

松本人志の筋トレは、体を鍛える話以上に人間らしい

結局のところ、松本人志さんの筋トレが気になる理由は、体がすごいからだけではない。

見た目の変化の奥に、「あの松本人志でも、そういう感情から始めたのか」という人間らしさが見えるからだ。そして、始めたあとも淡々と続けて、自分なりの理屈や美学まで持っている。その流れが面白い。

私自身、最初はただの興味で検索しただけだった。でも調べていくうちに、筋トレとは体を大きくすることではなく、自分の弱さや違和感と付き合い続ける行為なのかもしれないと思うようになった。

もし今、「松本人志 筋トレ」と検索している人がいるなら、知りたいのはたぶん筋肉の大きさだけではないはずだ。なぜ始めたのか。どれだけ本気なのか。何を感じながら続けているのか。そのあたりまで知ると、ただの芸能人の話では終わらない。

そして不思議なことに、そこまで読むと少しだけ、自分も腕立て伏せくらい始めてみようかなという気持ちになる。松本人志さんの筋トレには、そういう妙な説得力がある。

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