健康診断の結果表を手に取って、「クレアチン(またはクレアチニン)が低い」という判定に首を傾げている方は意外と多いのではないでしょうか。一般的に腎機能の指標として知られるこの数値、実は「高い」ことよりも「低い」ことの方が、私たちの日常生活や身体のコンディションを雄弁に物語っているケースが多々あります。
私自身、かつては筋トレに無頓着な痩せ型で、数値が基準値を下回っていた時期がありました。その経験を踏まえ、なぜ数値が下がるのか、そしてどのように向き合うべきかを深掘りしていきます。
なぜ数値が下がるのか?その正体は「筋肉の燃えかす」の減少
血液検査で示されるクレアチニンは、筋肉を動かすためのエネルギー源である「クレアチン」が代謝された後にできる老廃物です。この数値が低いということは、一言で言えば「体内で燃えるべきエネルギー代謝の母体(=筋肉)が少ない」というサインに他なりません。
特に以下のような状況に心当たりはありませんか?
- 筋肉量の圧倒的な不足運動習慣がなく、いわゆる「痩せ型」の人や、年齢とともに筋肉が落ちてきた方は数値が低くなりやすい傾向にあります。
- 肝機能のコンディションクレアチンは肝臓で合成されるため、肝臓が疲弊していると、副産物であるクレアチニンの数値も自然と抑えられてしまいます。
- 妊娠中による一時的な変化妊娠中は体内の血流量が増え、腎臓でのろ過効率が通常より高まるため、一時的に数値が低く出ることがあります。
私が実践した「数値と筋肉」を底上げするアプローチ
数値が低いと言われた際、私はまず自分の「土台」を見直すことにしました。ただ単に体重を増やすのではなく、エネルギーの代謝効率を上げるためのアプローチです。
1. 「攻め」のレジスタンストレーニング
筋肉を作るには、適度な負荷が必要です。家の中でできる自重トレーニングから始め、徐々に ダンベル を導入して負荷を調整しました。筋肉に刺激を与えることで、体内のエネルギー代謝が活発になり、結果として数値の安定に繋がりました。
2. 栄養戦略のアップデート
食事だけで必要な栄養をカバーするのは限界があります。特に、筋肉の合成をサポートする ホエイプロテイン や、エネルギー代謝の要となる クレアチン パウダー を日常に取り入れたことは大きな転機でした。
また、筋肉の分解を防ぐために HMB サプリメント を併用し、効率的に「動ける体」へのシフトを目指しました。
数値が低いことは「身体からの伸びしろ」の通知
「低いからダメだ」と落ち込む必要はありません。むしろ、今の自分の筋肉量や運動習慣を見直す絶好のチャンスだと捉えましょう。
もしあなたが、以前の私のように数値の低さに不安を感じているのなら、まずは日々の食事に良質なタンパク質をプラスし、週に数回でも ヨガマット を敷いて体を動かすことから始めてみてください。
数値は正直です。正しい負荷と正しい栄養を与えれば、体は必ずそれに応えてくれます。自分のペースで、一歩ずつ「燃焼効率の良い体」を作り上げていきましょう。



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