レイズ プロテインのキウイ風味って、名前を見た瞬間に「さっぱり系で酸っぱめかな」と想像しませんか。僕もまさにそのタイプで、汗をかいたあとにゴクゴクいけるやつを期待して手に取りました。結論から言うと、キウイ=酸味で爽快、というイメージだけでいくとちょっとズレます。ただ、そのズレが「合わない」になる人もいれば、「むしろこれが良い」になる人もいる。そこがこの味の面白いところでした。
最初の一杯を作った日は、トレーニング終わりの夜。シェイカーに水を入れて粉を入れて、勢いよく振って、フタを開けた瞬間にふわっと甘い香りが立ちました。ここでまず、想像していた“青い果物の酸っぱさ”じゃなく、どちらかというと“フルーツ系の甘さ”が前に出るタイプだと気づきます。飲み口は角のある酸味が主役ではなく、甘さが土台にあって、その上にキウイっぽい香りが乗ってくる印象。酸っぱいジュースを想像していると拍子抜けするかもしれませんが、デザート寄りのプロテインが好きなら、第一印象の満足度は高いと思います。
味をもう少し言葉にすると、「キウイの皮の渋み」や「果汁のキュッとした酸っぱさ」を求めると違う方向に行きます。一方で「甘いのに、後味が重すぎない」「フルーツっぽい雰囲気で飲みやすい」と感じる人はハマりやすい。僕は甘さに弱い日があるので、初回は正直“甘めだな”と感じました。でも、次の日の朝に濃さを変えて作ったら印象が変わったんです。水の量を少し増やすと甘さの圧がスッと引いて、香りのキウイ感だけが残る。ここでようやく「これ、続けやすいかも」に変わりました。
溶けやすさについては、ここも購入前に気になりますよね。結論としては、普通に振れば大きなストレスは出にくいタイプでした。ただし、作り方で体感が変わるのは本当です。僕が一番失敗したのは、粉を先に入れてから水を入れたとき。底に粉が張り付いて、振っても小さい塊が残りやすい。逆に、水を先に入れてから粉を入れて、入れたら間を置かずにすぐ振る。これを徹底するだけで、ダマの遭遇率がかなり下がりました。あと、振り終わった直後よりも、30秒くらい置いて泡が落ち着いてから飲むほうが口当たりが良い。こういう細かいところが「なんか飲みにくい」を減らしてくれます。
割り方は、水だけで終わらせるのがもったいない味でもあります。僕が一番しっくりきたのは、ヨーグルトに混ぜるやり方でした。キウイって、ヨーグルトと相性が良いじゃないですか。その定番の組み合わせに寄ってくれるので、キウイ風味の存在感が自然になる。水割りだと甘さが先に来る日でも、ヨーグルトに混ぜると酸味とコクに受け止められて、味の輪郭が整う感じがありました。逆に、牛乳で割るとデザート感が強くなります。甘党の日には嬉しい一方、さっぱりを求めるときは少し重く感じるかもしれません。僕は「今日は甘くてOK」と決めた日だけ牛乳にして、基本は水かヨーグルトに落ち着きました。
飲むタイミングは、トレ後のご褒美に向いています。トレーニング直後って、体が塩気や水分を欲しがることもあるので、その瞬間に“酸っぱさで爽快”を期待するとギャップが出やすい。でも、帰宅して落ち着いたタイミング、もしくは間食の置き換えとして飲むと、この甘さがちょうどいい。僕は夕方の小腹が空く時間に飲むことが多かったです。お菓子に手を伸ばす前に一杯作ると、甘いもの欲が静まって、変な食い方をしなくなる。こういう“生活の中での使い勝手”は、成分の話よりも体感として効きました。
じゃあ、レイズ プロテインのキウイ風味が向いているのはどんな人か。酸味で突き抜けるフルーツ感より、「甘さがあって飲みやすいフルーツ系」が好きな人です。プロテインの味に“おいしさ”を求めたい人、同じ味を淡々と飲むのが苦手な人にも合いやすいと思います。反対に、キウイジュースみたいな酸っぱさや爽快感を期待しているなら、最初は水を多めにして薄めから入るのが安全です。濃く作ると、甘さの主張が前に出やすいので、期待値の調整だけはしておくと後悔しにくいです。
最後に、買うか迷っている人へ。キウイ風味は「キウイ=酸っぱい」を求めると評価が割れる味です。でも、甘めのフルーツ系として捉えると、ちゃんと“当たり”になります。僕は最初の一杯で「思ってたのと違う」と感じた側でしたが、水の量を変えたり、ヨーグルトに混ぜたりしていくうちに、気づいたら生活に馴染んでいました。味の正解が一つじゃないところが、逆に続けやすさにつながる。そんな一本でした。



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