50代女性の筋トレは週2〜3回で変わる|更年期でも無理なく続いた私の体験談

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50代に入って、急に「体が落ちた」と感じた

50代になって最初に驚いたのは、体重より先に「動きづらさ」がきたことでした。

若い頃より少し太った、という話ではありません。階段を上ると息が上がる。買い物の荷物がやけに重い。少し長く歩いた日の翌日は、脚がだるくて何をするにも億劫になる。そんな小さな不調がじわじわ増えて、「このままだと、どんどん動けない体になるかもしれない」と不安になりました。

更年期の影響なのか、気分まで沈みやすくなっていた時期でもあります。だから最初は、筋トレで体を鍛えたいというより、「せめて今よりラクに暮らしたい」という気持ちのほうが大きかったです。

ただ、正直に言うと、50代女性の筋トレと聞いても最初はピンときませんでした。若い人がジムで頑張るもの、意識の高い人がやるもの、そんな印象があったからです。私のように運動習慣がほとんどなく、体力に自信もない人間には縁がないと思っていました。

それでも始めてみようと思えたのは、「毎日頑張らなくていい」「短時間でもいい」「自宅でもできる」と知ったからです。ハードルが一気に下がりました。

50代女性が筋トレを始めるなら、最初から頑張りすぎないほうがいい

私が最初にやったのは、いきなり本格的なメニューではありません。スクワット、かかとの上げ下げ、壁に手をついて行う腕立てのような動き、仰向けでお尻を持ち上げる簡単な運動。その程度でした。

時間にすると15分前後です。

これで意味があるのかな、と何度も思いました。けれど、50代の筋トレで大事なのは、最初から追い込むことではなく、やめないことだったと今は思います。週2〜3回くらいのペースで、できる日だけ淡々と続ける。そのくらいが、私にはちょうどよかったです。

実際、最初の1カ月は「効いている感じ」より「しんどい感じ」のほうが強かったです。翌日に太ももが張ることもありましたし、少しやっただけで疲れて、自分の衰えを見せつけられるようで落ち込む日もありました。

でも、ここで無理をしなかったのがよかったのだと思います。毎日やると決めず、週2回できたら合格。余裕がある週だけ3回。調子が悪い日は休む。そうやって続けていたら、筋トレが「特別なこと」から「生活の一部」に変わっていきました。

私が最初に変化を感じたのは、見た目ではなく日常生活だった

筋トレを始めると、どうしても見た目の変化を期待してしまいます。お腹がへこむとか、脚が細くなるとか、そういうわかりやすい結果です。

もちろんそれも気になりますが、私が先に感じたのは別の変化でした。

まず、立ち上がる動作が少しラクになりました。しゃがんだ姿勢から起き上がるときの「よいしょ」が減ったんです。次に、歩くのが前より億劫ではなくなりました。以前はスーパーを何軒か回っただけで疲れていたのに、同じくらい動いても翌日のダメージが軽い。これはかなり大きな変化でした。

もうひとつ意外だったのは、気持ちの面です。筋トレをした日は、体が少しシャキッとする感覚がありました。更年期の時期は、理由もなく気分が沈む日があります。でも、ほんの15分でも体を動かすと、「今日は何もしなかった」という自己嫌悪が減るんです。たったそれだけのことなのに、心には思った以上に効きました。

50代女性の筋トレというと、体型改善ばかり注目されがちですが、実際に続けてみると、いちばんありがたかったのは「日常がラクになること」でした。歩く、持つ、立つ、起きる。こういう基本の動作が少しずつ安定してくると、生活全体が軽くなります。

50代女性の筋トレは自宅でも十分始められる

私は最初、自宅で始めました。理由は単純で、ジムに行く準備のほうが面倒だったからです。

50代になると、始める前の気合いが必要なことは、続かないことが多い気がします。着替えて、移動して、人の目を気にして……そこまでの流れが負担になるなら、まずは家でやったほうがいい。私にはそれが正解でした。

自宅で続けやすかったメニューは、この4つです。

スクワット。
かかとの上げ下げ。
壁に手をつく腕の運動。
仰向けでお尻を上げる動き。

どれも派手ではありません。でも、下半身と体幹を少しずつ使えるので、50代女性の筋トレの入り口としては十分でした。特に下半身は、日常動作に直結するので、最初に鍛える価値が大きいと感じます。

私の場合、完璧なフォームより「痛みなくできること」を優先しました。浅めのスクワットでもいい。回数が少なくてもいい。大事なのは、次回も嫌にならずにできることです。

週2〜3回を3カ月続けた頃、ようやく「やってよかった」と思えた

筋トレは、始めてすぐ劇的に変わるものではありません。少なくとも私はそうでした。

1カ月目は慣れるだけで精一杯。2カ月目でようやく「前より少し動けるかも」と感じる程度。はっきりした変化を実感したのは、3カ月くらいたってからです。

まず、疲れ方が変わりました。以前は、出かけた次の日は何もしたくないほど重だるかったのに、回復が早くなったんです。次に、姿勢が少し整いました。鏡を見ると、体重は大きく変わっていないのに、なんとなく背中まわりがすっきりして見える。さらに、家事をしていても息切れしにくくなりました。

このあたりから、筋トレに対する気持ちも変わりました。最初は「衰えを止めるため」に始めたのに、少しずつ「やると気分がいいから続けたい」に変わっていったんです。

ここが、50代女性の筋トレが続くかどうかの分かれ道かもしれません。最初から美容目的だけだと、結果が出ない時期に心が折れやすい。でも、生活がラクになる、気分が整う、体が軽い、そういう小さな変化を拾えると、続ける理由が増えていきます。

更年期の時期こそ、無理のない筋トレが味方になると感じた

更年期の時期は、本当に日によって調子が違います。昨日は平気だったのに今日はだるい、ということも珍しくありません。だからこそ、運動も「常に同じように頑張る」必要はないのだと思いました。

私は、調子のいい日は少し丁寧にやる。重い日はストレッチだけで終える。そうやって波に合わせて続けました。

昔の私は、運動は頑張らないと意味がないと思っていました。でも50代女性の筋トレは、若い頃の根性論とは少し違います。無理なく、細く長く続けることのほうが、結果的には体に返ってきます。

特に更年期の時期は、できない日がある自分を責めないことが大切でした。1回休んだから終わりではありません。大事なのは、やめないこと。私はその考え方に変えてから、かなり気持ちがラクになりました。

50代女性の筋トレで失敗しやすいのは、体重だけを見てしまうこと

これは実際にやってみて強く感じたことですが、50代女性の筋トレは、体重だけを目安にすると続きません。

筋トレを始めると、「思ったより体重が減らない」と感じることがあります。私もそうでした。けれど、服の着心地が少し変わったり、階段が前より苦ではなくなったり、鏡に映る立ち姿が違って見えたり、数字以外の変化はちゃんと出ていました。

体重計の数字だけ見ていた頃は、少し増えただけで落ち込みました。でも、筋トレを続けるうちに、50代では「軽い体」より「動ける体」のほうがずっと大切だと考えるようになりました。

疲れにくい。姿勢が保ちやすい。出かけるのが苦にならない。こういう変化は、見た目以上に暮らしを変えます。

50代女性の筋トレを続けるコツは、ハードルを下げることだった

振り返ってみると、続けるために役立ったのは、意志の強さではありませんでした。仕組みです。

今日は5分でもいい。
スクワットだけでもいい。
できなかった日があっても、次にやればいい。

このくらいのゆるさが、私には必要でした。

それと、記録も意外と効果がありました。体重ではなく、「階段がラクだった」「外出後の疲れが軽かった」「今日は気分がよかった」といった体感をメモするんです。そうすると、見た目の変化がまだ小さい時期でも、続ける意味を見失いにくくなりました。

50代女性の筋トレは、若い頃のように一気に変わるものではないかもしれません。でも、そのぶん変化は生活に深く入り込みます。昨日より少しラク、先月より少し元気。その積み重ねが、思っていた以上に大きいんです。

50代から筋トレを始めても遅くなかった

始める前は、「もう50代だし、今さら筋トレをしても遅いのでは」と思っていました。けれど、実際には逆でした。50代だからこそ、筋トレのありがたさがよくわかります。

体の衰えをゼロにはできなくても、動きやすさは取り戻せる。体力は少しずつ底上げできる。気分まで軽くなる日がある。これはやってみないとわからなかったことです。

もし今、50代女性で筋トレを始めるか迷っているなら、最初は本当に軽くでいいと思います。週2〜3回、15分程度、自宅でできることから始める。それだけでも、数カ月後の体はきっと今より動きやすくなっています。

私自身、最初から前向きだったわけではありません。むしろ半信半疑でした。それでも続けてみたら、変わったのは見た目だけではなく、毎日の暮らしそのものでした。

だから今ははっきり言えます。50代女性の筋トレは、無理な若返りのためではなく、この先を心地よく生きるためにやる価値があります。始めるのに遅すぎることはありません。むしろ「今」が、ちょうどいい始めどきでした。

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