ガリガリ体型がつらかった。太れない私が健康的に変わるまでにやったこと

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この記事は、ガリガリ体型で悩んだ複数の体験談をもとに、本人目線で再構成した体験ベースの記事です。

ガリガリ体型と言われるのが、想像以上につらかった

私は昔から細いほうで、久しぶりに会う人にも「相変わらず細いね」と言われることがよくありました。最初はそれを悪いことだと思っていませんでした。むしろ、太りにくい体質は得なのかもしれない、とさえ思っていた時期があります。

でも、実際はそんなに単純ではありませんでした。

服を着ると肩まわりが余る。パンツは腰で止まらない。写真を見ると、自分だけ薄く見える。周りからは「細くていいね」と言われるのに、本人は鏡を見るたびに貧相に見えて落ち込む。この感覚は、同じ悩みを持つ人でないと伝わりにくいと思います。

特につらかったのは、「ちゃんと食べてる?」と軽く言われることでした。食べていないわけではない。自分なりに食べているつもりなのに増えない。その説明をするたびに、余計にしんどくなっていました。

私が太れなかった原因は、体質だけではなかった

当時の私は、「太れないのは体質だから仕方ない」と思い込んでいました。でも、あとから振り返ると、原因は一つではありませんでした。

まず大きかったのは、食べている“つもり”だったことです。朝は軽く済ませ、昼は普通、夜はしっかり食べる。自分では十分だと思っていたのですが、実際には一日全体で見ると足りていませんでした。しかも、間食はほとんどなし。お腹が空く前に次の作業に入ってしまうことも多く、気づけば一日を低い摂取量のまま終えていたのです。

もう一つは、すぐ満腹になることでした。食が細い人によくあると思うのですが、一気に量を食べようとすると、途中で箸が止まります。無理に詰め込むと胃が重くなって、次の食事まで響いてしまう。だから「太るにはたくさん食べればいい」という一般論が、私にはまったく機能しませんでした。

さらに、動いている量のわりに食事が追いついていなかったのも盲点でした。通勤、仕事、日常の移動だけでも意外と消耗します。運動していないつもりでも、消費が摂取を上回っていれば、体は増えません。私はそこをまったく計算していませんでした。

ただ体重を増やしたいわけじゃなかった

ガリガリ体型で悩んでいる人の多くは、単純に数字を増やしたいわけではないと思います。私もそうでした。欲しかったのは、見た目の安心感でした。

頬がこけて見えないこと。首や鎖骨ばかり目立たないこと。服を着たときに、身体がきちんと中に入っているように見えること。女性ならやわらかさ、男性なら厚みや立体感。そういう「健康的に見える体」が欲しかったのです。

だから途中で気づきました。体重計の数字だけ追っても、理想には近づかない。脂肪だけを無理に増やすのではなく、食事と筋肉の両方で整えないと、見た目は変わりにくいのだと。

最初にやめたのは、一気に食べようとすること

以前の私は、「今日から太る」と決めると、夕食を急に増やしていました。ごはんを大盛りにして、おかずも増やして、とにかく量を入れようとする。でも、これが続きませんでした。翌朝には胃がもたれて、結局また食事量が落ちる。そんなことを何度も繰り返しました。

変わり始めたきっかけは、食べる量ではなく、食べる回数を見直したことです。

朝・昼・夜を一気に増やすのではなく、午前と午後に軽く一回ずつ足す。食事で取りきれない分を、間食で埋める。これだけで心理的な負担がかなり減りました。少食の人にとって大事なのは、「たくさん食べる」より「食べるチャンスを増やす」ことだったのです。

私はおにぎり、ゆで卵、ヨーグルト、チーズ、ナッツ類のように、量のわりにエネルギーを取りやすいものを少しずつ入れるようにしました。派手な方法ではありませんが、結局こういう地味な積み重ねが一番効きました。

食事を変えても見た目が変わらなかった理由

食事量を増やして少し体重が動いても、最初は鏡の印象があまり変わりませんでした。そこでようやく、筋トレの必要性を実感しました。

ガリガリ体型の悩みは、「軽い」こと以上に「薄い」ことにある場合が多いです。横から見たときに厚みがない。肩やお尻、脚に丸みが出にくい。ここを変えるには、やはり筋肉が必要でした。

とはいえ、最初からハードなことはしていません。スクワット、腕立て、ヒップリフトのような基本的な動きを、少ない回数から始めました。大事だったのは、頑張りすぎないことです。痩せ型の人は体力が続かず、最初から追い込むと習慣になりにくい。私は「翌日もできるくらい」で止めるようにしていました。

すると、体重の増え方以上に見た目が変わってきました。肩まわりに少し厚みが出て、服が前より自然に見える。脚が前より頼りなく見えない。たったそれだけでも、気持ちがかなり楽になりました。

休むことも、太るためには必要だった

これは意外でしたが、私にとっては休息もかなり重要でした。

以前は「食べる」「運動する」までは意識しても、ちゃんと休むことは軽く見ていました。でも、疲れが強いと食欲が落ちる。睡眠が乱れると、翌日の食事のリズムも崩れる。結果として、また食べられない日が続く。この流れがよくありました。

身体を大きくしたいときは、がむしゃらに動くより、回復まで含めて考えたほうがうまくいきます。筋トレをした日は無理をしすぎず、寝る時間を整える。こうした当たり前のことが、痩せ型の改善では意外と効きました。

ガリガリ体型の人がやりがちな失敗

私自身もそうでしたが、痩せ型を変えたい人ほど、短期間で結果を出そうとして失敗しやすいです。

一つ目は、食事を急に増やしすぎることです。続かないだけでなく、食べること自体が苦痛になってしまいます。二つ目は、ジャンクなものばかりで体重だけ増やそうとすること。数字は少し動いても、体調が悪くなったり、見た目が思った方向に変わらなかったりします。三つ目は、食事だけで何とかしようとすることです。見た目を変えたいなら、やはり筋肉を無視できません。

痩せ型の改善は、勢いで押し切るより、生活の中に無理なく組み込めるかどうかで決まると感じました。

変化が出るまで、思ったより時間はかかった

正直に言うと、私は数日や一週間で変わったわけではありません。むしろ、最初のうちは「これで本当に変わるのか」と半信半疑でした。

でも、少しずつ食べる回数を増やして、軽い筋トレを続けて、睡眠を乱さないようにした結果、ある時から「前より顔色がいい」「なんかしっかりしたね」と言われることが増えました。自分でも、以前ほど鏡を見るのが嫌ではなくなりました。

この“他人にはわからない小さな変化”が出てくると、続ける力になります。痩せ型の改善は、一気に見た目が変わるというより、薄い紙を何枚も重ねるようにじわじわ進むものだと思います。

それでも受診を考えたほうがいいケースはある

私は長年の痩せ型でしたが、もし最近になって急に体重が落ちたとか、動悸がある、食欲はあるのに減る、下痢が続く、生理の乱れがあるなど、普段と違う変化があるなら、一度医療機関で相談したほうが安心です。

ガリガリ体型の悩みは、生活習慣の見直しで変えられる部分も大きい一方で、自己判断だけで片づけないほうがいい場合もあります。そこを切り分けて考えるだけでも、気持ちはかなり楽になります。

今の私が、あの頃の自分に言いたいこと

もし昔の自分に声をかけるなら、「無理に大量に食べなくていい」「体質で終わらせなくていい」と言いたいです。

ガリガリ体型の悩みは、周りから理解されにくいです。細いことはいいことだと思われやすいし、深刻に見てもらえないこともある。でも、本人にとっては立派なコンプレックスです。服、見た目、恋愛、写真、健康、不安。いろいろなものに静かに影響します。

だからこそ、改善の第一歩は「自分はこれが嫌だった」と認めることだと思います。そのうえで、食事の回数を増やす。栄養を意識する。軽く筋トレをする。休む。たったこれだけのことでも、続ければ身体は少しずつ応えてくれます。

ガリガリ体型は、一日で変わる悩みではありません。でも、変わらない悩みでもありません。私がそうだったように、太れないことに振り回されていた毎日から抜け出すきっかけは、案外、小さな習慣の見直しから始まります。

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