はじめに:なぜWASAI懸垂マシンのサイズ選びで迷うのか
WASAIの懸垂マシンは、コンパクトなBS30から高さ調節幅が広いMK580、アシスト機能付きのMK-TH300まで、複数のモデルが展開されています。それぞれ本体サイズや高さ調節の範囲、耐荷重、対応種目が異なるため、「どのモデルを選べばいいのかわからない」という声が多く見られます。また、同じモデルでも身長やトレーニング目的によって適切な高さ設定が変わるため、レビューや口コミだけでは判断しづらいという悩みがあります。
この記事では、WASAI懸垂マシンの各モデルのサイズや硬さに関する情報を整理し、選び方の基準と失敗しやすいポイントを解説します。実際の購入者から寄せられる「思ったより大きかった」「高さが合わなかった」といった声をもとに、事前に確認すべき事項をまとめました。
WASAI懸垂マシンの主要モデルとサイズ・硬さの比較
WASAIの懸垂マシンは、大きく分けて以下の3タイプが現在確認できます。ここでは、公式ページや販売ページで公表されている数値をもとに、サイズや硬さに関わる仕様を比較します。
| モデル | 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 高さ調節 | 耐荷重 | 本体重量 | 特徴 |
| — | — | — | — | — | — |
| BS30 | 幅68×奥行76×全高185~195cm | 4段階 | 100kg | 約14kg | コンパクト、ワンルーム向け |
| MK580(BS502) | 幅80×奥行102×高さ180~220cm | 10段階 | 150kg | 約25kg | 高さ調節幅が広い、安定感 |
| MK-TH300 | 幅67×奥行104×高さ189~230cm | 10段階 | 150kg | 公式確認が必要 | アシストバンド付き、懸垂初心者向け |
※上記の数値は公式サイトおよびAmazon販売ページの情報に基づきます。最新の仕様は購入前に必ず公式ページでご確認ください。
サイズ選びの基準:設置スペースと身長から考える
懸垂マシンを選ぶ際、まず確認すべきは「設置場所の広さ」と「使用者の身長」です。
設置スペースの確認
- BS30は幅68cm、奥行76cmと非常にコンパクトで、ワンルームや寝室の隅にも置きやすいサイズです。
- MK580は奥行が102cmあり、BS30より30cm近く大きいため、設置場所の奥行きに余裕があるか事前に採寸が必要です。
- MK-TH300は幅67cmとBS30並みですが、奥行は104cmと最も大きいため、設置スペースの確保が重要です。
身長と高さ調節の関係
懸垂マシンは、バーにぶら下がったときに足が床につかない高さが必要です。また、ディップスを行う場合は、肘を伸ばした状態でグリップを握れる高さが求められます。
- BS30の最高高さは約195cmです。身長180cm以上の方が懸垂を行う場合、足が床についてしまう可能性があります。
- MK580は最高220cm、MK-TH300は最高230cmまで調整できるため、高身長の方でも余裕を持って使用できます。
- 一方、身長が低い方は、バーが高すぎるとジャンプして掴む必要があり、懸垂の開始姿勢が不安定になることがあります。最低高さが低いモデル(BS30は185cm、MK580は180cm)を選ぶと安心です。
硬さ・安定性の基準:耐荷重とフレーム構造
「硬さ」という表現は、実際にはマシンの剛性やぐらつきの少なさを指していることが多いです。WASAIの懸垂マシンはスチールフレームを採用しており、基本的にしっかりとした造りですが、モデルによって安定感に差があります。
- BS30は耐荷重100kg、本体重量約14kgと軽量で、移動はしやすい反面、激しいトレーニングではわずかに揺れを感じる場合があります。体重が80kgを超える方や、勢いをつけた懸垂を行う方は、より頑丈なモデルを検討したほうが安心です。
- MK580は耐荷重150kg、本体重量約25kgと重く、π字型土台フレームにより安定性が高いとされています。
- MK-TH300も耐荷重150kgで、八字型土台フレームと2点式固定支柱により安定性を高めています。アシストバンド使用時でもぐらつきにくい設計です。
失敗しやすいポイントと回避策
実際に購入した方のレビューや相談から、よくある失敗とその対策をまとめました。
失敗例1:設置スペースを採寸せずに購入し、部屋に入らなかった
「思ったより大きかった」「ドアを通らなかった」という声は多く聞かれます。特にMK580やMK-TH300は奥行きが1mを超えるため、設置予定場所の寸法だけでなく、搬入経路のドアや廊下の幅も確認しておきましょう。
回避策
- 購入前に必ずメジャーで設置場所と搬入経路を採寸する。
- 組み立て後のサイズだけでなく、梱包サイズも確認しておくと、玄関や廊下でつかえるリスクを減らせます。
失敗例2:身長に合わない高さを選び、懸垂ができない・フォームが崩れる
「バーが高すぎて届かない」「低すぎて膝が曲がってしまう」というケースです。高さ調節機能があっても、自分の身長に合った範囲で調整できるモデルを選ばないと意味がありません。
回避策
- 購入前に、自分の身長とモデルの高さ調節範囲を照らし合わせる。
- 可能であれば、実際に店頭で試すか、公式の組立動画などでサイズ感をイメージする。
- 高さ調節が4段階のBS30は、調整幅が10cm刻みと限られているため、微妙な調整ができない可能性を考慮する。
失敗例3:耐荷重や安定性を軽視して、使用中に不安を感じる
体重が耐荷重ギリギリだと、マシンが揺れたり、きしみ音が気になったりすることがあります。また、ディップスやレッグレイズなど、体重が一点に集中する種目では、より高い剛性が求められます。
回避策
- 自身の体重+トレーニング時の動的負荷を考慮し、耐荷重に余裕のあるモデルを選ぶ。
- レビューで「ぐらつく」という報告が多いモデルは、体重や使用強度を踏まえて慎重に判断する。
失敗例4:アシスト機能の硬さ(バンドの強度)を誤解する
MK-TH300はアシストバンドで懸垂を補助しますが、バンドの強度が強すぎると補助になりすぎて負荷が足りず、弱すぎると補助不足で1回も上がらないというミスマッチが起こります。公式ページには「左右8本のバンドで補助調整」とあり、バンドの本数で強度を変えられますが、自分の筋力に合った設定を見つけるまでに試行錯誤が必要です。
回避策
- アシストバンドの強度目安を公式情報で確認する。
- 最初は多めのバンドで補助を強くし、徐々に減らしていく使い方がセオリーです。
- 口コミやレビューで、同じくらいの体重・筋力の人の設定例を参考にする。
目的別おすすめモデルの選び方
ここでは、典型的な3つの目的に分けて、適したモデルを提案します。
ケース1:とにかく省スペースで、懸垂とディップスを始めたい
- おすすめモデル:BS30
- 理由:幅68×奥行76cmと非常にコンパクトで、ワンルームでも置きやすい。高さは4段階ですが、身長170cm前後までなら懸垂もディップスもこなせます。価格も比較的手頃です。
- 注意点:身長175cm以上の場合、懸垂時に足が床につく可能性があるため、高さを最大の195cmに設定しても不安な場合はMK580を検討してください。
ケース2:身長が高い、または本格的なトレーニングで安定感が欲しい
- おすすめモデル:MK580
- 理由:高さ220cmまで調整でき、耐荷重150kgと頑丈。10段階の細かい高さ調節が可能で、複数人で使う場合にも対応しやすい。ディップスやレッグレイズでも安定感があります。
- 注意点:奥行102cmと大きいため、設置スペースの確保が必須。重量も25kgあるため、組み立てや移動は二人以上で行うほうが安全です。
ケース3:懸垂が1回もできない初心者で、アシスト機能が欲しい
- おすすめモデル:MK-TH300
- 理由:アシストバンドにより、懸垂ができない段階から練習を始められます。高さも230cmまで対応し、体格差をカバーしやすい。ディップスやプッシュアップも可能で、上半身をまんべんなく鍛えられます。
- 注意点:奥行104cmと最も大きく、設置場所をよく確認すること。アシストバンドの調整に慣れるまで時間がかかる場合があります。
購入前に確認すべきチェックリスト
以下の項目を購入前に一つずつ確認することで、サイズや硬さに関する失敗を大幅に減らせます。
- 設置場所の採寸:幅、奥行、高さ(天井までの高さも含む)をメジャーで正確に測る。
- 搬入経路の確認:玄関ドア、廊下、部屋のドアの幅を測り、梱包サイズが通過できるか確認する。
- 使用者の身長と体重:身長が高さ調節範囲に収まるか、体重が耐荷重を大幅に下回っているか。
- トレーニング種目:懸垂だけでなく、ディップスやレッグレイズを行う場合は、それに必要な高さやグリップ位置を確認。
- 口コミ・レビューのチェック:同じ身長・体重の人の使用感を参考にする。特に「ぐらつく」「高さが合わない」という報告がないか注意。
- 公式情報の最終確認:Amazonや販売ページの情報が最新とは限らないため、WASAI公式サイトで仕様を再確認する。
よくある質問(FAQ)
Q1. BS30は身長180cmでも使えますか?
BS30の最高高さは約195cmです。身長180cmの場合、ぶら下がると足が床に着くかどうかは、腕の長さや肩の位置にもよりますが、多くの場合、膝を曲げれば懸垂は可能です。ただし、足を完全に伸ばした状態での懸垂は難しいかもしれません。より快適に使いたいなら、高さ調節幅の広いMK580やMK-TH300を検討してください。
Q2. 女性でも組み立てられますか?
BS30は約14kgと比較的軽く、公式でも「女性でも簡単組立て」と記載されています。実際のレビューでも、一人で30分程度で組み立てられたという声があります。MK580やMK-TH300は重量があるため、二人以上での作業をおすすめします。
Q3. マシンのぐらつきが心配です。どのモデルが一番安定していますか?
耐荷重と本体重量から判断すると、MK580とMK-TH300がより安定性が高いと考えられます。特にMK580はπ字型土台、MK-TH300は八字型土台とワイドベース設計で、ぐらつきにくい構造です。ただし、床の素材や組み立て精度によっても変わりますので、必ず水平な場所に設置し、ボルトをしっかり締めてください。
Q4. アシストバンドの硬さはどれくらいですか?
MK-TH300のアシストバンドは、公式情報によると左右計8本で、1本あたりの強度は明示されていませんが、バンドの本数を減らすことで補助を弱められます。最初は8本すべて装着し、徐々に減らしていくことで、自分の筋力に合った負荷に調整できます。
Q5. 賃貸アパートでも使えますか?
どのモデルも滑り止めゴム足が付いており、床の傷や騒音に配慮されています。ただし、重量があるため、階下への振動が気になる場合は、追加の防振マットを敷くことをおすすめします。また、退去時の原状回復を考慮し、床に跡がつかないか心配な方は、設置前に管理会社に確認しておくと安心です。
まとめ:サイズ選びは「スペース」「身長」「目的」の3点で決まる
WASAI懸垂マシンのサイズ選びで迷ったら、まずは「設置スペースの広さ」「使用者の身長」「達成したいトレーニング目的」の3つを明確にすることが近道です。コンパクトさを最優先するならBS30、高身長や安定感を求めるならMK580、懸垂ができない段階から始めるならMK-TH300というように、目的に合ったモデルを選べば、大きな失敗は避けられます。
また、硬さや安定性に関しては、耐荷重と本体重量、フレーム形状を比較することで、ある程度の目安がつきます。実際の使用感は個人差が大きいため、可能であれば実物を試すか、信頼できるレビューを複数参照することをおすすめします。購入前の採寸と情報収集を怠らなければ、自宅でのトレーニングが快適で効果的なものになるでしょう。


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