ガリガリでもジムに行っていいのか悩んでいた
昔の僕は、かなり細い体型でした。
服を着ていればまだごまかせるのですが、半袖になると腕の細さが目立つ。温泉や海に行くと、胸板の薄さが気になる。友人から悪気なく「細いね」「もっと食べたほうがいいよ」と言われるたびに、笑って流しながらも内心ではかなり傷ついていました。
そんな僕が最初に考えたのが、ジムに通うことです。
ただ、すぐには入会できませんでした。理由は単純で、ガリガリの自分がジムに行くのが恥ずかしかったからです。
ジムには筋肉質な人ばかりがいて、自分のような細い体で入ったら浮くのではないか。マシンの使い方がわからず、初心者丸出しで恥をかくのではないか。ベンチプレスどころか軽い重さも上げられない自分を見て、誰かに笑われるのではないか。
入会前は、そんなことばかり考えていました。
でも、実際に通い始めてみると、その不安のほとんどは自分の思い込みでした。この記事では、ガリガリ体型だった僕がジムに通って感じたこと、体を変えるためにやったこと、失敗したことを体験ベースでまとめます。
ガリガリがジムに行っても笑われない
結論から言うと、ガリガリでもジムに行って大丈夫です。
これはきれいごとではなく、実際に通ってみて強く感じたことです。ジムにいる人は、思っているほど他人を見ていません。みんな自分のトレーニングに集中しています。
僕も最初は、マシンに座るだけで周りの視線が気になりました。軽い重量で胸のマシンを使っているときは、「こんな軽さでやっているのを見られたら恥ずかしい」と思っていました。
でも、何度か通っているうちに気づきました。
自分が他の人をそこまで見ていないように、他の人も自分をそこまで見ていないのです。
筋肉質な人も、最初から筋肉質だったわけではありません。初心者の時期があり、軽い重量から始めた時期があります。ガリガリだからジムに行くのが恥ずかしいのではなく、体を変えたいからジムに行く。それでいいのだと思えるようになりました。
僕が最初に選んだのは普通のジムだった
僕が最初に通ったのは、家から近い普通のジムです。
選んだ理由は、料金が高すぎず、仕事終わりでも通いやすかったからです。正直、最初からパーソナルジムに行く勇気はありませんでした。自分の体を誰かに見られながら指導されるのが恥ずかしかったのです。
ただ、今振り返ると、完全な初心者でガリガリ体型の人ほど、最初だけでもトレーナーにフォームを見てもらったほうがいいと感じます。
僕は最初、見よう見まねでマシンを使っていました。胸を鍛えているつもりが肩ばかり疲れたり、背中を鍛えているつもりが腕だけきつかったりしました。筋トレは、ただ重いものを動かせばいいわけではありません。どこを鍛えているのかを意識できないと、思ったより体は変わりにくいです。
とはいえ、普通のジムにも良いところはあります。
自分のペースで通えること、料金を抑えやすいこと、マシンがそろっていること。人目が気になる人は、平日の昼間や深夜など、空いている時間を選ぶとかなり通いやすくなります。
ガリガリがジムで体を変えるなら大きい筋肉を鍛える
ジムに通い始めたころの僕は、腕を太くしたくて腕ばかり鍛えようとしていました。
細い体型の人は、どうしても腕の細さが気になります。だから腕立て伏せやアーム系のマシンばかりやりたくなるのですが、体全体の印象を変えたいなら、胸・背中・脚をしっかり鍛えたほうがいいです。
僕が体の変化を感じ始めたのは、胸、背中、脚のトレーニングをきちんと入れるようになってからでした。
胸を鍛えると、上半身の薄さが少しずつ変わります。背中を鍛えると、正面から見たときの体の幅が出てきます。脚を鍛えると、全身のトレーニング量が増えて、食欲も出やすくなりました。
最初は軽い重量で十分です。
大切なのは、いきなり重さにこだわることではなく、正しいフォームで続けることです。僕は最初、周りに負けたくなくて少し無理な重量を扱っていました。でも、それだと狙った筋肉に効かず、変な疲れ方をするだけでした。
ガリガリ体型から変わりたいなら、見栄を張らずに軽い重量から始める。これはかなり大事です。
週何回ジムに行けばいいのか
僕の場合、最初は週2回から始めました。
本当は早く体を変えたくて、毎日でも行ったほうがいいのではないかと思っていました。でも、いきなり高頻度で通うと疲れます。筋肉痛も強く出ますし、仕事や学校との両立も大変になります。
最初から完璧を目指すより、まずは週2回を続けるほうが現実的です。
僕は週2回のペースに慣れてから、余裕がある週だけ3回行くようにしました。このくらいのペースだと、無理なく続けられました。
ガリガリ体型の人は、筋トレだけでなく食事も大切です。ジムに行く回数だけを増やしても、食事量が足りていなければ体はなかなか大きくなりません。僕も最初はここを勘違いしていました。
ガリガリがジムに通っても太れない理由
ジムに通い始めたばかりのころ、僕は「筋トレをすれば自然に体が大きくなる」と思っていました。
でも、現実はそこまで甘くありませんでした。
週2回ジムに通っているのに、体重はほとんど変わらない。少し筋肉がついた気はするけれど、見た目はまだ細いまま。鏡を見るたびに、「こんなに頑張っているのに、なぜ変わらないんだろう」と落ち込みました。
原因は食事でした。
僕は自分では食べているつもりでした。でも、実際に1日の食事を書き出してみると、朝は軽め、昼は普通、夜も普通。間食はほとんどなし。これでは体重が増えにくいのも当然でした。
ガリガリ体型の人は、「食べているつもり」になっていることがあります。僕も完全にそうでした。
体を大きくしたいなら、筋トレで刺激を入れたうえで、体を作るための食事量を確保する必要があります。ここを変えずにジムだけ頑張っても、思ったような変化は出にくいです。
僕がやった食事の改善
僕がまず変えたのは、食事回数です。
いきなり一食の量を増やすのはきつかったので、1日3食に加えて間食を入れるようにしました。おにぎり、卵、ヨーグルト、ナッツ、パンなど、食べやすいものを少しずつ足しました。
特に意識したのは、たんぱく質だけでなく炭水化物もきちんと食べることです。
筋トレを始めたばかりのころは、たんぱく質ばかり意識していました。でも、体重を増やしたいなら、全体の食事量も大切です。ご飯や麺類などの主食を減らしすぎると、体重はなかなか増えません。
また、食事だけでたんぱく質をとるのが難しい日は、プロテインも使いました。ただし、プロテインを飲めば勝手に体が大きくなるわけではありません。あくまで食事で不足しがちな栄養を補うためのものとして使っていました。
僕の場合、食事を変えてから少しずつ体重が増え始めました。最初の変化は本当に小さかったです。それでも、体重計の数字が少し増えるだけでかなりうれしかったのを覚えています。
ガリガリがジムで失敗しやすいこと
僕が失敗したことは、大きく3つあります。
1つ目は、筋トレだけで変わろうとしたことです。
ジムに行けば体が変わると思っていましたが、食事が足りていなければ変化は遅いです。ガリガリ体型の人は、筋トレと同じくらい食事を見直したほうがいいです。
2つ目は、重量ばかり気にしたことです。
周りの人が重い重量を扱っていると、自分も重くしたくなります。でも、無理に重量を上げるとフォームが崩れます。僕は最初、胸を鍛えているつもりなのに肩ばかり痛くなることがありました。初心者ほど、重さよりフォームを優先したほうがいいです。
3つ目は、短期間で変わろうとしすぎたことです。
1ヶ月で別人のように変わると思っていると、現実とのギャップで挫折しやすくなります。僕の場合、見た目の変化を感じるまでには数ヶ月かかりました。体重が少し増え、服のサイズ感が少し変わり、鏡を見たときに「あれ、前より少しマシかも」と思えるようになったのは、続けてからです。
普通のジムとパーソナルジムはどちらがいいか
ガリガリ体型の人がジムを選ぶなら、目的によって選び方は変わります。
費用を抑えて自分のペースで通いたいなら、普通のジムで十分です。特に、家や職場から近いジムは続けやすいです。どれだけ設備が良くても、通うのが面倒な場所だと続きません。
一方で、何をすればいいかわからない人、食事管理が苦手な人、自己流で遠回りしたくない人は、パーソナルジムも選択肢になります。
僕は最初こそ普通のジムに通いましたが、途中でフォームを見てもらったときに、自分のやり方がかなりズレていたことに気づきました。もっと早く聞いておけばよかったと思いました。
特にガリガリ体型の人は、「鍛える」だけでなく「食べる」部分でもつまずきやすいです。トレーニングと食事をセットで見てもらえる環境は、かなり心強いと感じます。
人目が気になる人はジムの時間帯を選ぶ
僕がジム通いを続けるうえで助かったのは、空いている時間を見つけたことです。
混んでいる時間に行くと、マシンの順番待ちがあったり、周りの人が気になったりします。逆に、空いている時間ならかなり気楽です。
僕の場合、平日の夜遅めや休日の午前中が通いやすかったです。ジムによって混む時間は違いますが、入会前に見学して雰囲気を確認しておくと安心できます。
どうしても人目が気になるなら、完全個室のジムや予約制のパーソナルジムも向いています。最初から大勢の中に入るのがきついなら、無理に普通のジムを選ばなくてもいいです。
大事なのは、自分が続けられる環境を選ぶことです。
ガリガリから変わるまでに感じた変化
僕がジムに通って一番うれしかったのは、体重が増えたことそのものより、自分の体に対する嫌な気持ちが少しずつ減ったことです。
最初は、鏡を見るのが苦手でした。腕の細さや胸板の薄さばかり気になっていました。
でも、ジムに通い、食事を見直し、少しずつ扱える重量が増えてくると、体を見る目が変わってきます。
「まだ細い」ではなく、「前より少し変わった」と思えるようになります。
この変化は大きいです。
もちろん、急にマッチョになるわけではありません。僕も最初の数ヶ月は、周りから気づかれるほどの変化はありませんでした。でも、自分ではわかります。少し腕に張りが出た。胸のあたりが前より薄くない。服を着たときの印象が少し変わった。
その小さな変化が、続ける理由になりました。
ガリガリでもジムに行く価値はある
ガリガリ体型でジムに行くのは、最初はかなり勇気がいります。
僕も入会前は不安だらけでした。周りに笑われるのではないか、細すぎて浮くのではないか、続かなかったらどうしよう、と考えていました。
でも、実際に通ってみると、ジムは体を変えたい人が行く場所でした。今の体型がどうかより、これからどうなりたいかのほうが大切です。
ガリガリから体を変えたいなら、まずは週2回のジム通いからで十分です。胸・背中・脚を中心に鍛え、食事回数を増やし、焦らず続ける。遠回りに見えても、これが一番現実的でした。
最初の一歩は、見学でも体験でも構いません。
僕も最初は不安でしたが、あのときジムに行ってよかったと思っています。体が少しずつ変わると、服を選ぶのも、人と会うのも、前より楽しくなります。
ガリガリだからジムに行けないのではありません。
ガリガリを変えたいから、ジムに行くのです。



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